—— 判断を短期で切らない、という記録
最近読んでいる本に、
こんな一節があった。
あらゆる計画でもっとも重要なのは、
計画通りに進まない可能性を踏まえて計画すること。
読んだ瞬間、
これは投資や経済の話というより、
自分のキャリアの話だなと思った。
短期で切り取ると、まあまあひどい
振り返ってみると、
自分の職歴は、決してきれいなものではない。
最初の就職は失敗だった。
合わない環境で、何も積み上がらなかった。
その後に入った夜の仕事も、
今思えばキャリアとしては遠回りだったと思う。
施工管理技術者として働いた時期もある。
仕事自体は嫌いじゃなかったが、
パワハラがひどく、精神的にはかなり削られた。
極めつけは、
会社が潰れたこと。
短期で見れば、
- 判断ミス
- 環境ガチャ失敗
- 運が悪い
そう言われても、
正直、反論しづらい経歴だ。
それでも、今はここにいる
ただ、今は違う。
今勤めている会社は、
地元では知らない人がいないレベルの企業だ。
安定していて、
簡単には潰れない。
少なくとも「明日なくなる」心配はない。
ここに来るまでの道は、
一直線ではなかった。
むしろ、遠回りばかりだった。
それでも、
最終的には「まともな場所」に着地している。
この本が言っている「楽観主義」
本の中では、
「未来に対して楽観的であれ」と書かれている。
ただし、
それは「うまくいくと信じろ」という話ではない。
- 途中で失敗する
- 想定外が起きる
- 後退する
それらをすべて込みで、
長期的には前に進む可能性が高い、という考え方だ。
短期の結果だけを見て、
「全部ダメだった」と結論を出すな、という意味に近い。
キャリアを長期で見ると
もし、
最初の就職に失敗した時点で判断していたら、
「この先もうダメだな」
と思っていたかもしれない。
でも実際は、
- 合わない仕事を知り
- ブラックな環境を経験し
- 会社が潰れるという現実を見て
それでも、
キャリアは完全には壊れなかった。
むしろ、
少しずつ「生き残れる方向」に収束していった。
成功が保証されたわけではない
誤解しないように書いておくと、
今の状態は、
「長期的な成功が確定した」わけではない。
ただ、
過去の失敗が、
将来の失敗を決めてしまう。
その考え方は、
少なくとも自分には当てはまらなかった。
今のところの結論
この本を読んでいて、
一番しっくりきたのは、ここだ。
途中で失敗しても、
それで方向まで否定しなくていい。
キャリアも、投資も、人生も、
短期で見るとノイズだらけだ。
でも、
長期で見ると、意外とちゃんと前に進んでいる。
少なくとも今は、
そう思える位置には立てている。
今回は、ここまで。
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